卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

ボードゲーム

話題の「水曜日の会」に飛び込み参加

MIXIの「テーブルゲーム始めました」のコミュニティで告知されている「水曜日の会」に始めて参加した。場所は秋葉原のイエローサブマリンRPGショップ。出張のついでなので、参加表明もしておらず、いきなりの飛び入り参加だ。 お店に着くと、奥のプレイスペ…

ヨーロッパを舞台にした経済ゲーム

スペインのルディッチ社「エコノス」を初プレイ。写真を見て頂ければ判ると思うが、シンプルなグラフィックデザインが印象的なボードゲーム。内容は、ヨーロッパを舞台に、企業を拡大し株取引でお金を儲けるというものだ。 ルールもシンプルで、手番では、①…

善意だのみのテストプレイ

出張帰りの新幹線の中で、ふと創作ゲームのアイデアを思いついた。早速カバンの中からノートを取り出しアイデアをまとめる。家に帰って、それを形にするべくパソコンで作業に取り掛かる。幸い我家には、ボードゲームの創作キットは常備されているので、あっ…

交易を繰り返しながらシルクロードを進め

今日紹介する新作ゲームは、「シルクロード」(Z-MAN GAMES、作:Bruno Faidutti)。タイトルの通り、中国からペルシャまで続くシルクロードを舞台にしたゲームだ。概要は、プレイヤーはキャラバン隊の一員になり、長いシルクロードを旅する。途中に立ち寄る…

4牌のうち3牌が透明な麻雀牌

今日紹介するのは、福本伸行の漫画「アカギ」にも登場したという「透龍牌」。じつはこの麻雀牌、4牌のうち3牌が透明なアクリルでできている。透明なので、当然相手の牌も、山牌も殆ど丸わかりになる。 実際、この牌を使って遊んだ事はないのだが、果たして…

「TABLE GAMES IN THE WORLD」の小野さんの記事にも書かれていたが、最近「ボードゲーム」関連のブログの更新が少なくなってきた様な気がする。その理由のひとつとして「ミクシイ」等のSNSに、その活動の場を移しているだけならよいが、私が思うに、もっと根…

アドラングシュピール

「山椒は小粒でもピリリと辛い」そんな形容がぴったりのボードゲームメーカーがドイツにはある。社名は「アドラングシュピール社」。同社は、小さい箱に入ったカードゲームを毎年出版しており、「フェレータ」「ケープからカイロまで」等でアラカルト・カー…

ドラクエファン垂涎のコレクターズアイテム

「ドラゴンクエスト」シリーズ誕生20周年記念を記念して、16年前に発売されたボードゲーム「ドラゴンクエスト ダンジョンR」がリニューアルされて限定発売された。 気になるゲームの内容だが、2人対戦ゲームで、互いのダンジョンが見えない様にセンターにボ…

「SPIN & TRAP」日本語版発売

玩具メーカー大手の「トミーダイレクト」社は、ドイツ「ゴルドジーバー社」のボードゲーム「SPIN & TRAP」の日本語版を発売した。日本語タイトルは「スピン・アンド・ラップ」(定価2940円)。内容は、アブストラクト系の2人用のゲームで、緑のマーブルを…

初心者でも本当は人それぞれ

ボードゲーム初心者には5分以上インストが掛かるゲームは不向きだとか、最初は簡単なゲームを勧めた方がよいとか、そんな議論がなされているが、実は、フリークから見た偏見なのかもしれない。 実際自分の時の事を思い出してみると、始めてドイツ系のボード…

郷に入れば郷に従うべき

昨日に続いてボードゲームサークルの運営について書いてみる。MIXIでは、イエローサブマリンで毎週行われている水曜の会についての議論が盛り上がっているが、それはさておき、ボードゲームのサークルと言っても、様々な性格のゲーム会がある。 私は関西に住…

スタッフに過度の期待をするのはお門違い。

最近、ボードゲームサークルの運営のあり方についてMIXIで話題になっている様だ。あるサークルでは、他のサークルにも顔を出しているフリークに対して、人数が増えてきたために遠慮してほしいとの旨のメールを流したとか。この対応に関して色々と物議を呼ん…

シド・サクソン

久しぶりに「アクワイア」(作:シド・サクソン)をプレイした。最近は、湯水の様に発売される新作に時間をとられ、過去の名作で遊ぶ機会がめっきり少なくなっていた。 ボードゲームファンなら「アクワイア」を知らない人はあまりいないと思うが、実は同ゲー…

活火山の島を舞台にした熱い陣取り

久しぶりに関西JAGAの例会に参加。今回紹介するエッセン2006の新作は「タルヴァ」(ハンスイムグリュック社、作:カサソラ・メルクル)だ。同作者は、これまで「フェレータ」「アッティカ」「アトリビュート」等、寡作ながら斬新なアイデアの作品を発表する…

買うべきか買わざるべきかそれが問題だ。

メビウスから新製品入荷のお知らせメールが来た。いよいよD・ヘンの「将軍」(クイーンゲームス)が入荷したとの事。はっきり言って「買う」か「買わない」か凄く悩んでいる。以前の私なら、間違いなく購入していたに違いないのだが・・・。収納スペースの問題…

遊びながら算数の基礎を学ぼう

セレクタ社といえば「ネコとネズミの大レース」「マーゴマギーノ」等、子供ゲームではハバ社と並んでメジャーなメーカーである。特に同社のゲームは、可愛いコンポーネントのモノが多く、子供のみならず大人まで魅了してしまうものが多い。 今回紹介するのは…

イスタリ社、期待の新作「イスファハン」

今回紹介するのは、イスタリ社の新作「イスファハン」。イスタリ社はフランスの新興メーカー。最近「ケイラス」「ミケリノス」等フリーク向けの良作ゲーム立て続けに発表して、ファンの注目を集めている。今年のエッセンでの窓口調査でも、「イスファハン」…

 ジョイフルハイパー閉店

秋葉原にある卓上ゲーム専門店「ジョイフルハイパー」が10月31日をもって閉店する事が決定した。それに伴い楽天市場の同店サイトでは、「大特価まつり」を開催中。 当サイトはブログランキングに参加しています。読んだらポチッとお願いします。 人気blogラ…

拡張性を考えて生産ラインを構築せよ!!

今日紹介するのは、クワリ社の新作「ファクトリーファン」。ゲームの概要は、各プレイヤーに渡された工場の中に、上手く製造機械を配置して、より効率的な生産ラインを完成させるかを競うパズルライクな作品だ。 このゲーム、パズルとしての部分の難易度はそ…

子供ゲームの名匠、ハインツ・マイスター

今日は子供ゲームの新作「TURBULENTO」(セレクタ社)を紹介しよう。同ゲームの作者ハインツ・マイスターは子供ゲームの分野では第一人者で、これまでも「ディスクショット」や「ザップ・ゼラップ」「オール・ザ・ウェイホーム」等数々の名作を発表してきた…

 こんなん限界やろ!!

今回紹介するエッセン2006新作ゲームは、「Take it to the Limit !」。写真を見てフリークの方はピンと来たと思うが、名作「Take it Easy !(テイクイットイージー)」のリメイクならぬハードメイク版だ。 同ゲームも、基本ルールは「テイクイットイージー」…

質問に関する私なりの考え(後編)

私はこれまで、玩具メーカーに、ボードゲームに対しては、もう少し長期的な視点で取り組んで欲しいと主張してきました。その大きな理由としては、日本のボードゲーム市場は、いまだ黎明期の段階で、今しばらく成長期を迎えるのには時間が掛かると考えている…

質問に対する私なりの考え (前編)

今日は「焚書官の日常」というブログサイトを運営しておられるmutronixさんから頂いた質問を題材に書いてみたいと思います。 (mutronixさんからの質問:10/14当ブログコメント欄より抜粋) stelmosさんは上のエントリを含めて、「マーケティング」「長期戦…

最新のメビウス便を中心にプレイ

朝起きて、無性にボードゲームで遊びたくなったので、ゲーム仲間に急遽連絡をした。いきなりの誘いでは、難しいだろうと思っていたが、幸いIさんとAさんが付き合ってくれる事になったので臨時ゲーム会を行う。場所もIさんが自宅を提供してくれる事になり、喜…

 ドイツゲーム大賞作品でも日本ではあまり売れない

以前、日本語版「チケット・トゥ・ライド」がどれぐらい売れるか予想するブログ記事を書いたが、どうやら売れ行きはかなり苦戦している模様だ。(バンダイさんも頑張っていると思うが初年度5万個は、今の日本の市場だと難しいだろう)と言うのも今日ある玩…

絶版ゲームを電子データ化してフリークに提供

先日、「ボードゲームの複製について」ブログの中でも述べたが、入手困難な絶版ゲームについては、複製する以外、手に入れる方法がないと思っていた。しかし、メーカーにもファンにも双方メリットのある形で、これらを提供する方法を思いついたので、述べて…

複製はしてもよいのか?

ボードゲームにおいて、個々の作品の最も大きい価値は、そのルールである。先日、コンポーネントも大切だとブログに書いたばかりだが、あくまでも副産物としての価値である。作者が一番、心血を注いで創作している部分は、おそらくルールとゲームバランスだ…

 コレクターの限界

私は、自称・ボードゲームフリーク兼コレクターであった。今でもフリークには違いないが、コレクターと言う趣味は薄れつつある。理由は収集するのに限界を感じてしまったからだ。 現在、ドイツを初め世界で発売されるボードゲームは300〜400タイトル以上と言…

コンポーネントと価格は比例してほしい

ボードゲームの作品の良し悪しは、コンポーネントで決定される訳ではない。オリジナリティ溢れる創造性の部分であり、それはすなわちゲームのルールでありシステムである。その事に異論を唱える人は少ないだろう。しかし、その創造性を具体的な形として表し…

教育雑誌にドイツゲームの付録がついた

Table Games in The Worldの日誌中でも紹介されていたが、小学生ママの子育て応援マガジン「エデュー」10月号(小学館)に、ドイツゲームの「コンティニュオ」が付録として付いている。雑誌の中では、 足し算や図形認識能力、発想の柔軟さを育てるドイツで大…