卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

スタッフに過度の期待をするのはお門違い。


 最近、ボードゲームサークルの運営のあり方についてMIXIで話題になっている様だ。あるサークルでは、他のサークルにも顔を出しているフリークに対して、人数が増えてきたために遠慮してほしいとの旨のメールを流したとか。この対応に関して色々と物議を呼んでいる。


 この件に関して、私の個人的な見解としては「ある意味」致し方がないと思う。そもそも、大半のゲームサークルは、自分たちが楽しむために作られたものがほとんどだからだ。その分、営利を目的としたサークルと違って、会費が安い。だから参加者は文句は言えないと思う。金銭的な対価を得ていないスタッフに対して過度のサービスを求めるのはあまりにも酷だ。参加者がスタッフに対してあれこれ注文をつけたいのなら、スタッフに対してしかるべき労働の対価を支払うべきである。


 たとえば、デイドリームの店員等が、お客さんをそっちのけでゲームを楽しんでいたら、文句をいってもよいだろう。なぜなら彼らは、営利を目的としたお店のスタッフだからだ(実際は、デイドリームの店員さんたちはとても親切ですが)。しかし、公民館等で開催しているゲームサークルのスタッフにそこまで要求するのは、かわいそうだ。彼らは彼らなりに、無償でスタッフの役割を果たしているのだから、参加者は、仲間に入れてもらえるだけありがたいと思って参加するべきだと思う。


 私は、時々ゲームサークルに顔を出させてもらっているが、スタッフには、頭が下がる思いだ。場所を確保し、ゲームを提供して、受付等の業務も行う。実際、スタッフは大変な仕事だ。そんなスタッフのボランティア活動的な業務があって初めてボードゲームサークルは成り立っていると思う。


各サークルのスタッフの皆さん、本当にお疲れ様です。
いつも楽しく遊ばせていただき、ありがとうございます。