4牌のうち3牌が透明な麻雀牌
今日紹介するのは、福本伸行の漫画「アカギ」にも登場したという「透龍牌」。じつはこの麻雀牌、4牌のうち3牌が透明なアクリルでできている。透明なので、当然相手の牌も、山牌も殆ど丸わかりになる。
実際、この牌を使って遊んだ事はないのだが、果たしてゲームとして成り立つのだろうか? おそらく成り立たないだろう。相手の待ち牌がほぼ判っている状態では、振込みによるロン上がりは期待できない。また山牌もほぼ見えているのだから、自分が今後つもってくる牌も判ってしまう。これでは、まともにプレイできないだろう。
メーカーはなんの為に、こんな牌を作ったのだろう。見た目のインパクトは確かにあるし、面白いが、実際は使い物にならない。冗談でつくったとしか思えない商品だ。当然、あまり売れるはずもなく、ネットショップ等では、メーカー希望価格13440円が3500円で投売りされている。思わず笑ってしまった。