卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

2006-01-01から1年間の記事一覧

アドラングシュピール

「山椒は小粒でもピリリと辛い」そんな形容がぴったりのボードゲームメーカーがドイツにはある。社名は「アドラングシュピール社」。同社は、小さい箱に入ったカードゲームを毎年出版しており、「フェレータ」「ケープからカイロまで」等でアラカルト・カー…

ドラクエファン垂涎のコレクターズアイテム

「ドラゴンクエスト」シリーズ誕生20周年記念を記念して、16年前に発売されたボードゲーム「ドラゴンクエスト ダンジョンR」がリニューアルされて限定発売された。 気になるゲームの内容だが、2人対戦ゲームで、互いのダンジョンが見えない様にセンターにボ…

もう少し画像をアップさせてくれ!!

今日は、私がこのブログで利用している「はてなダイアリー」について書いてみよう。 「はてなダイアリー」の特徴は、なんといっても自動キーワードリンクだ。この機能は大変便利である。同じキーワードを使っている日記を探したりできるので、自然とネットワ…

「SPIN & TRAP」日本語版発売

玩具メーカー大手の「トミーダイレクト」社は、ドイツ「ゴルドジーバー社」のボードゲーム「SPIN & TRAP」の日本語版を発売した。日本語タイトルは「スピン・アンド・ラップ」(定価2940円)。内容は、アブストラクト系の2人用のゲームで、緑のマーブルを…

初心者でも本当は人それぞれ

ボードゲーム初心者には5分以上インストが掛かるゲームは不向きだとか、最初は簡単なゲームを勧めた方がよいとか、そんな議論がなされているが、実は、フリークから見た偏見なのかもしれない。 実際自分の時の事を思い出してみると、始めてドイツ系のボード…

息子と2人で8000系京阪特急に乗り込む

父ちゃんと息子と2人で、初めてのお出かけ。京阪特急に乗って京都まで行きたいとリクエストしてきた。まずは淀屋橋まで普通列車に乗ってバックする。淀屋橋駅で特急列車の先頭車両の一番前の座席に乗り込むのが、息子のお気に入りのスタイルだ。特急列車は…

空とぶおもちゃに息子は夢中。

息子は3歳やんちゃざかり。毎日の日課は「くう・ねる・あそぶ」。すなわち寝ている時と食事の時以外は、すべて遊びの時間だ。 そんな息子が最近興味を持ち始めたのが、紙飛行機やゴム鉄砲等の「空とぶ」おもちゃ。チラシの紙飛行機や割り箸で作ったゴム鉄砲…

郷に入れば郷に従うべき

昨日に続いてボードゲームサークルの運営について書いてみる。MIXIでは、イエローサブマリンで毎週行われている水曜の会についての議論が盛り上がっているが、それはさておき、ボードゲームのサークルと言っても、様々な性格のゲーム会がある。 私は関西に住…

スタッフに過度の期待をするのはお門違い。

最近、ボードゲームサークルの運営のあり方についてMIXIで話題になっている様だ。あるサークルでは、他のサークルにも顔を出しているフリークに対して、人数が増えてきたために遠慮してほしいとの旨のメールを流したとか。この対応に関して色々と物議を呼ん…

シド・サクソン

久しぶりに「アクワイア」(作:シド・サクソン)をプレイした。最近は、湯水の様に発売される新作に時間をとられ、過去の名作で遊ぶ機会がめっきり少なくなっていた。 ボードゲームファンなら「アクワイア」を知らない人はあまりいないと思うが、実は同ゲー…

活火山の島を舞台にした熱い陣取り

久しぶりに関西JAGAの例会に参加。今回紹介するエッセン2006の新作は「タルヴァ」(ハンスイムグリュック社、作:カサソラ・メルクル)だ。同作者は、これまで「フェレータ」「アッティカ」「アトリビュート」等、寡作ながら斬新なアイデアの作品を発表する…

美味しい焼肉屋さん

今日紹介するのは焼肉屋「薩摩の久保」。地下鉄野江内代駅から徒歩3分、1Fがお肉屋さんで2Fが焼肉レストランとなっている。実はこのお店、グルメ雑誌には取り上げられていないが、地元では大人気のお店なのだ(基本的に取材はお断りらしい)。 私も焼肉に…

年功序列が奪う日本の未来

東京出張より帰宅。今日は帰りの新幹線の中で読んだ「若者はなぜ3年で辞めるのか?」(光文社新書・著:城繁幸)を紹介しよう。 まずは同書のカバー紹介文には、 年功序列は終わったと言われて久しい。いまや、上場企業の約9割で成果主義が取り入れられてい…

買うべきか買わざるべきかそれが問題だ。

メビウスから新製品入荷のお知らせメールが来た。いよいよD・ヘンの「将軍」(クイーンゲームス)が入荷したとの事。はっきり言って「買う」か「買わない」か凄く悩んでいる。以前の私なら、間違いなく購入していたに違いないのだが・・・。収納スペースの問題…

遊びながら算数の基礎を学ぼう

セレクタ社といえば「ネコとネズミの大レース」「マーゴマギーノ」等、子供ゲームではハバ社と並んでメジャーなメーカーである。特に同社のゲームは、可愛いコンポーネントのモノが多く、子供のみならず大人まで魅了してしまうものが多い。 今回紹介するのは…

大阪天満宮へ

今日は、3歳になる息子の「七五三」のお参りに出かけた。大阪天満宮の境内には、私たちと同じ目的の家族連れで賑わっていた。特に女の子は、煌びやかな着物を着けているので、可愛らしい。 息子の晴れ姿の日、奮発して金五千円を支払ってご祈祷してもらう事…

イスタリ社、期待の新作「イスファハン」

今回紹介するのは、イスタリ社の新作「イスファハン」。イスタリ社はフランスの新興メーカー。最近「ケイラス」「ミケリノス」等フリーク向けの良作ゲーム立て続けに発表して、ファンの注目を集めている。今年のエッセンでの窓口調査でも、「イスファハン」…

 ジョイフルハイパー閉店

秋葉原にある卓上ゲーム専門店「ジョイフルハイパー」が10月31日をもって閉店する事が決定した。それに伴い楽天市場の同店サイトでは、「大特価まつり」を開催中。 当サイトはブログランキングに参加しています。読んだらポチッとお願いします。 人気blogラ…

 「イージーキューブ2」発売開始

学研より発売されているキューブパズル「イージーキューブ」の第2弾が発売された模様。その名もズバリ「イージーキューブ2」(発売元:学研 製作元:クロノス 考案:小田原充宏)。前作とは一部入れ替わった7つのピースを使い新たな64の問題に挑戦する。…

拡張性を考えて生産ラインを構築せよ!!

今日紹介するのは、クワリ社の新作「ファクトリーファン」。ゲームの概要は、各プレイヤーに渡された工場の中に、上手く製造機械を配置して、より効率的な生産ラインを完成させるかを競うパズルライクな作品だ。 このゲーム、パズルとしての部分の難易度はそ…

とんだ災難

今日は東京出張。9時27分発新幹線の指定席を予約して新大阪駅についた。するとなにやら騒然としている。静岡駅で人身事故との知らせ。そのせいで、朝の新幹線は上下線とも運休。ホームで待たされるビジネスマンたちは苛立ちを隠せない。ようやく11:00頃…

子供ゲームの名匠、ハインツ・マイスター

今日は子供ゲームの新作「TURBULENTO」(セレクタ社)を紹介しよう。同ゲームの作者ハインツ・マイスターは子供ゲームの分野では第一人者で、これまでも「ディスクショット」や「ザップ・ゼラップ」「オール・ザ・ウェイホーム」等数々の名作を発表してきた…

 こんなん限界やろ!!

今回紹介するエッセン2006新作ゲームは、「Take it to the Limit !」。写真を見てフリークの方はピンと来たと思うが、名作「Take it Easy !(テイクイットイージー)」のリメイクならぬハードメイク版だ。 同ゲームも、基本ルールは「テイクイットイージー」…

機関車トーマスショーは人だかりの山

今日は日曜日、家族サービスの日だ。息子と妻と私の3人で、天満橋駅で行われたイベント「駅祭ティング2006 in てんまばし」に出かけた。まずは、普段は私市線を走っている「10000系トーマス号」の前で車掌さんと一緒に記念撮影。なんと今日はじめて知ったの…

 きっこのブログが本になった

日本ブログ大賞2006を受賞した「きっこの日記」が本として発刊された。ブログの方は、今年になってから読み始めたので、同書を手にして初めて昔の記事を読む機会に恵まれた。 同書には、2001年〜2006年までの日記の中から、作者や編集者が抽出した傑作47編が…

質問に関する私なりの考え(後編)

私はこれまで、玩具メーカーに、ボードゲームに対しては、もう少し長期的な視点で取り組んで欲しいと主張してきました。その大きな理由としては、日本のボードゲーム市場は、いまだ黎明期の段階で、今しばらく成長期を迎えるのには時間が掛かると考えている…

質問に対する私なりの考え (前編)

今日は「焚書官の日常」というブログサイトを運営しておられるmutronixさんから頂いた質問を題材に書いてみたいと思います。 (mutronixさんからの質問:10/14当ブログコメント欄より抜粋) stelmosさんは上のエントリを含めて、「マーケティング」「長期戦…

 今年は天満橋から基地までトーマス号運行

子供は、豊かな感受性を持っている。街中に咲く小さな草花を見て「わあ、きれい」と素直に感動し、公園に落ちているどんぐりの実をみつけると「どんぐりさんだ」と大はしゃぎする。普通の大人には、目にも止まらない小さな自然の変化を感じる力が備わってい…

最新のメビウス便を中心にプレイ

朝起きて、無性にボードゲームで遊びたくなったので、ゲーム仲間に急遽連絡をした。いきなりの誘いでは、難しいだろうと思っていたが、幸いIさんとAさんが付き合ってくれる事になったので臨時ゲーム会を行う。場所もIさんが自宅を提供してくれる事になり、喜…

 ドイツゲーム大賞作品でも日本ではあまり売れない

以前、日本語版「チケット・トゥ・ライド」がどれぐらい売れるか予想するブログ記事を書いたが、どうやら売れ行きはかなり苦戦している模様だ。(バンダイさんも頑張っていると思うが初年度5万個は、今の日本の市場だと難しいだろう)と言うのも今日ある玩…