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ボードゲームの紹介等

真夏のオリオン



真夏のオリオン


6月13日(土)より全国ロードショーが公開中の「真夏のオリオン」。


 その原作となる小説を読んだ。「亡国のイージス」「終戦のローレライ」等で有名な福井晴敏の監修作品である。舞台は太平洋戦争末期。本土上陸を阻止すべく出撃した潜水艦イ‐77号の若き艦長・倉本孝行。それを追いつめる駆逐艦パーシバルのスチュワート艦長。そんな二人の艦長の死力を尽くした戦いを描いている。幾度に渡る水雷攻撃により、甚大な損傷を受けたイ‐77号に残された酸素はあと1時間。「俺たちは死ぬために戦ってるんじゃない。生きるために戦ってるんだ」。倉本と乗組員は知力の限りを尽くして奮戦する… しかし…


 極限に追い詰められた中でも、希望を忘れない…
 愛する人を守るため… 愛する祖国を守るため… 

水平思考トレーニング

最近、つくづく頭が固くなってきたと感じている。
子供の頃は、もっと空想力や想像力にとんでいた。
しかし、最近はどうだろうか…


身につけた知識や社会常識等が、自由な発想を除外していると思う。
要するに「頭が固く」なってきているのだ。


物事を論理的に考える技術は、社会人になっても必須のスキルには違いない。しかし、それだけでは不確実性の増している今日、十分とは言えない。最近は創造するスキルが重要になってきているからだ。


クリティカルシンキングよりもクリエイティブシンキング。
垂直思考だけでなく水平思考が大切になってきている。


しかし、水平思考は垂直思考よりも圧倒的に鍛えるのが難しい。仕事や日常生活の中で、垂直思考は訓練されていくが、水平思考に関しては、ほとんど訓練される機会がないからである。


そうなると、水平思考を鍛えるためにはどうすれば良いか?
自分の余暇時間を使って意識的に鍛えていくしかないと感じている。
しかし、どのようにして鍛えればよいのだろうか?

そこで、国語辞典からランダムに2つの言葉を拾いだしてそれを結びつけてみる。


ひとつめのキーワードは「三角形」
ふたつめのキーワードは「食欲」


さてこの2つのキーワードを結びつけて自由に考えてみる。
論理的にきれいにまとめようとするのではなく、頭に思い浮かぶまま、自由に思考を展開する。


三角形の形をした食べ物は存在するのか?
ある平面から見た時に三角形に見える食べ物はある。
たとえば、おでんのこんにゃく、ショートケーキ、…


しかしピラミッドの形をした食べ物はほとんど見たことはない。立方体や直方体の食べ物ならいくらでも思い浮かぶ。加工食品は立法体のものが沢山ある。豆腐、チーズ、角砂糖・・・


なんとかピラミッドの形をした食べ物を思い浮かべようとするが、思いうかばない。


なぜピラミッドの形をした食べ物はないのだろうか?
今の食品加工技術なら三角錐の形に成型する事等造作もない事だと思う。にも関わらずピラミッド型の食品はほとんどない。


理由を考える。
・口に入れた時の舌ざわりや感触がイマイチ?
・先端部分が壊れやすい。


「壊れやすい!!」


と言う事は溶けやすいと言うことにはつながらないだろうか…
通常のカレーの固形ルーは直方体。ピラミッドの固形ルーはどうだろうか? 


しかし、これは現実味が無い
溶けやすくするだけなら、粉末にした方が良いにきまっている。


なんとか三角形と食欲を結びつけようと奮闘するものの、あまり良い考えが浮かんでこない。


なんとかしなければ…
考える・思考する…


そうだ、昔、おかんに言われていた事を思いだした。


「好きなおかずばかり食べてないで、ちゃんと三角食べしなさい」


「おかず」と「ごはん」と「お味噌汁」、三品を順番に食べるから「三角食べ」という。


なるほど… よく考えられた表現だ…

余裕の創り方〜ゆとりある人生を過ごすために〜


人は誰しも余裕のある人生を望んでいる。
余裕のあるお金
余裕のある時間
余裕のある心の状態
余裕があれば人生に「ゆとり」が生まれる。


今日は、余裕の創り方について考察してみたい。
まず、余裕の中でももっとも大切なのが、「時間の余裕」。
時間に追われているとゆとりがなくなってしまう事が多い。


時間的な余裕をつくるには、何よりもタイムマネジメントが大切だ。
この時間管理が下手では、ゆとりや余裕等生まれてくるはずがない。


効果的な時間管理の方法は
1.予習と先回り
2.朝を有意義に使う
3.集中力を高める


の3つだと私は考えている。


1.「予習と先回り」
まず、時間管理が下手な人は基本的にこれができていない。切羽詰まってからもの事に取り掛かるから余裕がないのである。前もって準備しておく、予習しておく事によって、時間的な余裕に加えて精神的なゆとりも出てくる。また予習しておく事によって、本番でも良いパフォーマンスが出せる様になります。簡単に言えば何事も「予め」準備しておく事が大切という事です。


2.「朝を有意義に使う」
疲れた体に鞭を打って、仕事や勉強をしてもあまりはかどらないと言う事は、皆さんも経験された事があると思います。そんな時は、思い切って寝てしまうのが一番良い。その代り、朝少しだけ早起きする。
これで能率はあがります。朝の1時間は夜の3時間に相当すると感じています。まさしく「早起きは三文の得」です。


3.「集中力を高める」
集中して物事を行う事により、だらだら行う時と比べて3倍程度の能率はあがってくる。集中力を高めるコツは、時間を区切る事。あと1時間以内に、ここまでマスターする等と目標を定めて全力でチャレンジすれば、能率はあがります。また、1時間がんばったら「好きな映画を見る」「おやつを食べてリラックスする」等といった自分へのご褒美も用意しておくと、より集中力が高まると思います。


皆さんも是非実行してみてください。

気分転換の必要性

最近つくづく思うのが「気分転換」の重要性。人間の集中力の持続性等、たかだか知れている。私の場合だと、せいぜい1時間程度が集中できる限界の様だ。それ以上になるとだんだんと散漫になる。


集中力が低下してきたと思ったら、思い切って休憩し、気分転換を計るが良い。集中力の落ちた状態でだらだらと仕事を続けても、能率は低下するし、良いアイデアも浮かんでこない。特に、思考力を要する作業等は、集中力が途切れると、何も考えが浮かんでこなくなる。


だから、休息と気分転換は絶対必要だ。極端な話、昼食後は2時間程のお昼寝タイムがあれば良いと思う。だらだらと5時間仕事をするより、2時間昼寝して3時から3時間仕事をする方がよっぽど能率が上がると思う。


それと同様に、休日もまた必要だ。月曜から金曜まで働いたら土日はしっかり休む。休日にしっかりとリフレッシュする事によって、また月曜日から頑張ろうという気持ちになれるのである。

古本屋の楽しみ方

最近、古本屋の楽しさに目覚めはじめた。もともと本が好きで、本屋にはよく行ってたのだが、古本屋には、あまり足を運ばなかった。ところが、最近、古本屋の面白さに目覚めた。ブックオフ等の大型古本屋には、必ず100円コーナーがある。このコーナーで掘り出し物を見つけるのが、面白い。


100円と言う価格は大変魅力的だ。自分にとって関心の薄い分野の本は、定価販売なら買う気になれない。しかし、100円と言う価格ならちょっと読んでみようと言う気になる。そして実際読んでみると意外と面白かったりする。そうすると自分の知識や教養の幅が広がっていくのが実感できる。


また少し読んでみて、あまり面白くなくても、後悔はしない。なにしろ100円なのだから…缶コーヒー一杯の値段でおつりがくる。だから気楽にチャレンジできる。皆さんも100円コーナーでお宝本探しをしてみてはいかがでしょうか。面白い本を探し当てた時の感動はひとしおですから…

なにわっこランド

stelmos2009-05-31



私の家から自転車で15分ぐらいの所に、鶴見緑地公園がある。鶴見緑地はEXPO90「花と緑の博覧会」と言う万博が開かれた大阪を代表する公園である。今でも市民のいこいの広場として、多くの人たちが利用している。今日はその鶴見緑地公園の中にある「子供の森・なにわっこランド」を紹介したい。


ここの目玉はなんといっても「ローリングジャンボスライダー」。
ビル4階相当の高さから滑りおりる緑の直滑降のロングスライダー。
ビル3階相当の高さから滑りおりる青のスパイラルスライダー。
ビル2階相当の高さから滑りおりる黄のカーブスライダー。
小さな子供でも安心の赤のベイビースライダー。


遊園地でも間違いなく人気になるであろうこれらのアトラクションが、なんと無料ですべり放題。これだけでも子供は大満足してくれるに違いません。ただしこのスライダー、ローリングスライダーなので、そのまま滑るとかなりお尻が痛くなります。ですので、段ボールなどを用意しお尻に敷いて滑るのが基本です。特に緑の直滑降スライダーはスピードも出るので、そのままで滑ると服が破けてしまうかもしれませんので注意です。


その他にも、たくさんの遊具があり、さながらアスレチックランドのようです。小学生ぐらいまでのお子さんをお持ちの方は是非、一度連れていってあげてください。大喜びしてくれる事間違いありません。


鶴見緑地には、この他にも、乗馬苑や国際庭園、植物園の「咲くやこの花館」等、大人でも十分に楽しめる施設が沢山あります。家族サービスに、デートに、散歩に、一度「鶴見緑地公園」に遊びに行ってみてはいかがでしょうか

息子が好きなアブストラクトゲーム

今年6歳になる息子。ゲームをする時、ようやくルールを守れる様になってきた。そうは言ってもまだ幼稚園児。複雑なルールのものはまだ難しい。

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火山の噴火をモチーフにした「デュボン」

ただルールのシンプルなものだと、それなりに考えてプレイできる様になってきた。息子が最近、得意としているのはアブストラクト系、「アバロン」「インバース」「DVONN」「はさみ将棋」の4つ。この中で、クリスブルムの2作品は私もお気に入りなのだが、「アバロン」と「はさみ将棋」はいただけない。

その理由は、プレイが膠着して中だるみするからだ。たとえば「アバロン」。密集陣形で戦うのが基本のこのゲーム。基本的には防御を固めて相手のミスを待つのが基本セオリー。相手が攻勢に出て突出した所を分断・包囲するのが、好手だと思われる。相手も同じ考えだと、互いにらみあいが続きゲームが進行せず、中だるみになってしまう。以前、友人と対戦した時は、2時間の大局の末、勝負付かず、お互い引き分けでゲームエンドにした経験もある。

息子もはじめは訳も分からず攻めてきたのだが、最近は防御戦法をマスターしはじめた。こうなると、対戦時間は長くなるばかり、間延びして面白くない。そこで何とか早く終わらせようと、私は手抜きプレイになってしまう。これではゲームとしての面白さは全くない。早く終わらせるために父ちゃんがわざと負けて息子に花を持たせるだけだ。

その点、「インバース」は優秀なゲームだ。短時間でプレイできて、かついつも接戦になる様に設計されている。息子とプレイしてもそれなりに楽しく遊べる良作だ。「DVONN」も同様である。

同じアブストラクトゲームでも、どうしてここまで違うのだろう。おそらく、千日手を認めるゲームは中だるみが発生しやすいと思う。

「一歩進んで、一歩戻す」

これを認めると、どうしてもダラダラした展開になる。逆に切れ味のあるアブストラクトゲームはこれを認めない。一手一手の進行と共に、確実にゲームは進行し、ゴールへと収束するのだ。