卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

フラット化したコミュニケーションの先にあるもの


ここ十年の間に、コミュニケーションツールは目覚ましい発達をとげた。今や携帯電話は一人一台の時代になっているし、インターネットの発達とブロードバンド化の波により、今では世界中のあらゆる人と低コストでコミュニケーションがとれる時代だ。


それにより、マイナーな趣味をもっている人同士でも、ネット等を通じて気軽にコミュニティを形成できる事になったのは良い事だと思う。私の趣味の一つであるボードゲームも、ネットコミュニティのおかげで、気軽に情報交換が可能になったり、近くに対戦相手がいなくても、ネット対戦で気軽に遊ぶ事ができる様になった。


しかし、良い事ばかりでは無い。気軽にコミュニケーションできる分、気軽にやめる事もできてしまう。例えば、ネットの将棋対戦を例にとって考えてみると、形成が不利になったと見るや、無言でゲームを止めてしまう人も多い。こんな事は、フェイストゥフェイスではありえない事である。はっきり言って対戦相手に失礼きわまりない。しかし、ネットの世界では暗黙の了解としてまかり通っている。


また、携帯電話の中には、たくさんのメル友のアドレスが記録されている人も多いだろう。電車の中で携帯メールを打っている人もいまや当たり前の光景。遠方の友達とも、気軽にメールでコミュニケーションをとる事ができるのは便利な事である。


しかし、メル友が沢山いるからと言って、自分は人間関係が広い等と勘違いするのは早計である。確かに「知り合い」と言う程度の人は多くなったかもしれない。しかし、自分が本当に困った時に相談できる様な深い「友人」は昔よりも少なくなっているのではないだろうか。


私自身、人間関係の希薄化をひしひしと感じている。メールやSNSでお互いの近況報告をしても、実際に会って話をするという機会はむしろ減ってきている。この事は非常に危険な事だ。面と向かって話をしてこそ、深い話もできるし、相手の悩みや感情の機微も感じる事ができる。メールではやはり限界がある。コミュニケーションは、量よりも質が大切だと思う。この質を高める努力もしておかないと、いざと言う時、ものすごく孤独を感じる事になるに違いない。


現代人はその事に気がついているのだろうか…

うどんがおどる??

stelmos2009-05-17



今日は、会社の人が「美味しい」と絶賛していたうどん屋さんに行きました。


場所は京阪「滝井」駅の駅前。ユニークな店名で「踊るうどん」というお店です。店内はいたって普通で、カウンター席とテーブル席であわせて20席ほど、内装も特に綺麗な訳でもなく、一見、どこにでもある普通のうどん屋さんです。


しかし、どうやらかなり有名なお店の様で、滝井という静かな住宅地の駅前にあるにも関わらず、私がお店に着いた時は、行列が出来ていました。


私は、「肉・舞茸天・温玉いり生醤油うどん」を注文。
早速一口食べてみると、


「おいしい、美味い!!」


讃岐うどんの様にかなりのこしがあり、もちもちしていて、のびる感じ。さらに、うどん自体にも味があり、噛めば噛む程味がある。


トッピングの舞茸天もさくさくしていておいしい。温泉卵を割ってうどんに絡めると優しい味になる。うどんは何杯たべてきたか分からないが、これまで食べたうどんの中でもベストと言っても良いうまさである。いいお店を教えてもらった。


自宅からも比較的近いので、これから「うどん」を食べたくなった時は、当分、この店に通う事になりそうだ。

神戸市で新型インフルエンザ発生

 神戸市は十六日未明、同市の高校生が新型インフルエンザの詳細検査で陽性になったと発表した。同高校では、すでに3人の生徒の感染が確認されており、いずれも海外渡航の経験がない事から、国内での感染が濃厚だと見られる。

 これを受け、神戸市では小中学校等を22日まで休校にすると発表。同市で行われる「こうべし祭り」も中止を決定。隣の芦屋市などの学校等にも休校を要請しているという。

 私が住んでいるのは大阪。そして職場は芦屋市にある。これからはいよいよ警戒態勢を強める必要があると感じている。具体的な対策としては、

1.不用意な外出の自粛
2.外出時のウイルス対策用マスクの着用
3.帰宅時の消毒アルコールによる殺菌
4.うがい、手洗いの徹底。

 特に、小さいお子さんやお年寄りのいる家庭は、厳重に警戒する必要があると思う。
大阪の街でも、神戸とダイレクトに直結している梅田等の繁華街に出かけるのは、特に注意が必要。やむおえない事情があれば別だが、そうでないのなら、梅田に遊びに行くのも控えた方がよさそう。

 万が一、2歳の息子に感染してしまったら大変な事になる。
皆さん、外出する時は、マスクを着用し、家に帰ったら手洗いうがいを欠かさず行いましょう。

決断力


決断力

【決断力】

将棋界始まって以来、前人未到の七冠を達成した羽生名人。
名人が、勝負師としての経験等を織り交ぜながら「決断力」をテーマに記している。
将棋は、まさに一手一手が決断の連続。その様な中、棋士達は勝機を探りながら対局している。そんな勝負の世界を舞台にして「決断力」「直感」「集中力」「取捨選択」「継続力」等と言うテーマを切り口にしてまとめられている。

経験を礎にして述べられた内容は説得力があり、将棋の世界に興味がある人はもちろん、そうでない人でも、一級のプロフェッショナルが語った言葉にはひきつけられるものがあると思う。

【個人的評価】
読みやすさ :★★★★☆
将棋の世界度:★★★★★
面白さ   :★★★★☆

自然の中で採れた野菜を食す

stelmos2009-05-05


昨日、家族で農園・杉・五兵衛に出かけた。
農園の中で採れた新鮮な野菜、肉は、本当においしい。

食事の後は、農園を散策。
都会の喧噪の中に住む、私達にとっては、
心洗われるひと時である。

子供達はロバやウサギに餌をあげたり、
丸太で出来たシーソー等で夢中に遊ぶ。

自然の営みを感じながら過ごすひと時…
そんな時間も私達には大切な事なのかも知れません…

皆さんにも是非お勧めしたい場所です。
ホームページアドレスは
http://homepage1.nifty.com/sugigohei/
最後に、農園・杉・五兵衛の信念を引用紹介しておきます。


農耕とは自ら種を播き、耕し、育てそしてそれを食した。
その育てるという過程におのずと教育が生まれ、
花が咲き実がつくことにより情操が生まれる。
さらに収穫したものをいかに蓄え活かし
食するかという中に文化が芽ばえる。

農業という産業に分化してからは、
いかに多くの金銭を得るかとする事ばかりに重点が置かれ、
農の楽しみがなくなり教育や文化迄もが衰退してしまっている。
 
農家にとって農地は仕事場(オフィス)であり生活の場でもある。
まずそこを快適な場(大木があって緑の空間があり草花が咲くような)
誰もがそこに住みたくなる様な場にするのは当然のことであるのに
今迄の農に対する考え方にはその事が全く欠如している。

農園 杉・五兵衛の農園は農場の意ではなく、
農業を越えた農耕の園を意味します。
即ち経済は農業として潤し、かつ教育、情操、安らぎ、文化をも含み
経済の奴隷にならず大地に働く誇りを持った営みと考えます 。

漢たちの熱き伝説が遂に文庫化


 集英社文庫30周年記念企画として北方謙三水滸伝」が文庫化された。水滸伝は皆さんもご存知中国4大奇書の一つ。北宋時代末期、汚職と腐敗にまみれた国家を救うべく、英雄好漢たちが梁山泊に集い、悪徳官吏たちを打倒する物語である。

 
 私もこれまでに、横山光輝氏の漫画「水滸伝」や吉川英治の遺作「新・水滸伝」は読んでいたが、北方版の水滸伝は読んでいなかった。今回文庫化されたのを機に読んでみようと思い第1巻を書店で購入。家に帰って早速ページをめくりはじめると、面白い。面白すぎて止まらない。寝食を忘れて読書に没頭するという表現が相応しい作品である。1日一冊のペースで読破して、現在文庫版で刊行されている第8巻までは直ぐに読破。今後毎月1巻のペースで発刊されるのを楽しみに待とうと思っていたが、面白すぎて待てない。遂に単行本に手を出してしまい一気に最後(全19巻)まで読破してしまった。


 北方版の水滸伝の一番の魅力は、原典を一旦すべて解体し、北方流にアレンジしている所である。これにより同書は全く新しい物語として再生したと言ってよい。苦悩に満ちながらも志という理想を追求する108人の好漢たちの生き様を、見事に描いている。また、物語の前半から、好漢たちが命を落としていくのだが、その死に様もまた見事に描かれている。死に様を描いた部分こそが、物語の途中途中で発生するクライマックスであり、もっとも感動する場面の一つでもある。


 とにかく、この面白さは読んでみないとわからない。


水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)

水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)

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お菓子なのか?ソープなのか?

stelmos2007-05-04



お風呂は子供たちとコミュニケーションを楽しむ時間だ。
今日一日、幼稚園で何して遊んだかを聞いてみたり・・・
時には、ひらがなや数字のお勉強をしたり・・・
昼間は家にいない私にとっては、大切なスキンシップの時間でもある。


そんな我が家で、最近はマイブームになっているのが、
「LUSH」というお店で売っている「せっけん」だ。


このせっけん、普通のせっけんとはちょっと違う。
外見や香りが、まるでフルーツやお菓子の様だ。
またネーミングもおしゃれ。
「みつばちマーチ」「ブラジル娘の唄」「赤頭巾ちゃん気をつけて」等・・・
まるでおとぎ話のタイトルの様なネーミングである。
あまりにも甘くて美味しそうな香りがするので、思わず食べてしまいそうになる。


息子と二人で「せっけん」の香りをかいで、喜んでいる今日この頃である。


<「ラッシュ」公式ホームページ>
http://www.lushjapan.com/