卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

会社の同僚とボードゲーム 


 本日は東京出張。会社の同僚と居酒屋で歓談した後、そのメンバーを「デイドリーム」に誘ってボードゲームで遊ぶ。その中のメンバーの一人が今年、「世界文化遺産検定」に合格したと言う事で、それにちなんだゲームで遊ぶ事になった。その旨を店員さんに話すと、「アルハンブラ」「カルカソンヌ」「サンクトペテルスブルグ」「ハンザ」等を用意してくれた。私はどのゲームも一通り遊んだ事があるのだが、その他の3人は、ボードゲームに関してはビギナー。ボードゲームを面白いと思ってくれるかどうか不安もある。面白いと思ってくれれば、次も誘う事ができるが、そうでなければ、次は誘い辛くなる。ある意味、つかみが一番大切だ。


 早速、片野店員のインストで、2003年のドイツボードゲーム大賞の「アルハンブラ」をプレイ。このゲーム、世界各国の通貨を使用して、自分のアルハンブラ宮殿を拡充していくゲーム。自分の手番にできる事は、基本的にお金カードを引くか、お金カードを使って宮殿タイルを買って拡充するかの2者択一。ただし、ジャストの金額で宮殿タイルを買うと、もう一手番余分にプレイできるのがゲームのポイント。お金のやりくりをしつつ、いかに宮殿を拡張するかが、悩ましいゲームである。メンバーの反応も上々で、みな面白いと言ってくれたのでほっと胸をなでおろした。


 次にプレイしたのが、「サンクトペテルスブルグ」。こちらは、職人を雇ってお金を入手し、建物を建設したり、貴族を自分の陣営に引き込むみながら勝利点を稼いでいく。一言で表すとシステム的には「リソースマネジメント系」のゲームだ。私はこのゲームもお気に入りのひとつだが、こちらはメンバーの反応が今ひとつ。どうすれば良いかが、初めてプレイするメンバーには理解し辛かったようだ。このゲームをセレクトしたのは私だが、これは失敗だった。「カルカソンヌ」にしておけばよかったと後から後悔している。やはり「サンクトペテルスブルグ」はゲーマーズゲームだったのだ。


 やはり、ビギナーの方とプレイする時には、ゲーム選択が重要なポイント。ルールの手順は勿論、ゲームに勝つためのポイントも理解しやすいものをセレクトすべきである。