2006年度モノポリー日本選手権

　今年のモノポリー日本選手権は、なんと秋田県版モノポリーを使用して開催されるらしい。ほぼ日刊イトイ新聞内のモノポリーのページでは、同大会の開催概要の他、秋田県版が写真付で紹介されている。お札の単位は、「銭」の方言で「ジェンコ」。家はカマクラになり、駒には秋田犬等が使用されている。権利書は県内の各自治体で、場所までわかる様に地図も掲載されている。デザイン的にも非常に優れた完成度の高い作品に仕上がっている。

　同作品が生まれたきっかけは、県内の２人のファンの熱い思いから始まったらしい。それが日本モノポリー協会に伝わり、ついに日本でモノポリーの生産に携わるトミーダイレクトの協力を得て10月に販売されるという。現在は秋田県内の限定発売になるらしいが、県外のファンの要望に答えるべくネット販売等も検討中の事。希少性も高くなるだろうから、コレクターは是非手に入れたい所だ。

　これをきっかけに、ご当地名物のモノポリーがどんどん発売されると面白い。観光ガイドマップ的にも使用できるので、地域活性化の一環として各自治体でどんどん製作してみてはどうだろうか。特に観光産業に力をいれている沖縄県や北海道版等があれば、個人的には面白いと思う。

モノポリーエクスプレス