自分が楽しむために普及させたい

　mutronixさんのブログ「焚書官の日常」の中で、「ボードゲームの普及」について興味深い記事が書かれていたので、私もその話題に便乗してみたい。

　私はボードゲームをもっと多くの人たちに普及させたいと思っている。その理由は「私にとって都合が良いから」だ。至極単純な動機である。

ボードゲームは、同じゲームであるテレビゲームやパチンコ・パチスロ等他の娯楽と比較すると、まだまだマイナーなホビーである。
例えば実際、私が日常よく接する人々の中で、普段ボードゲームをよく遊びます等という人は見かけた事がない（コンピューターゲームで遊ぶと言う人は沢山いたが･･･）。また私が住んでいる大阪には、私が購入したいドイツゲームを扱っている小売店は殆どない（以前大阪にあったボードゲーム専門店「シュピールブルグ」は廃業したし、イエローサブマリン等も最近少しボードゲームの仕入れを絞っている）。
統計学的な資料に基づいている訳ではないが、私が感覚的に肌で感じている範囲では、ボードゲームはまだまだマイナーな存在である。

しかし、私は個人的にボードゲームを趣味としている。これからも暫くは、ボードゲームを楽しんでいきたい。だからこそ、もっと普及して欲しいのだ。
　もしこれ以上、マイナーなものになってしまえば、ボードゲームというホビーそのものが、過去の遺産になってしまう。（昔はゲームと言えば、アナログゲームが主流だったが、現在はコンピューターゲームをイメージする人が多い）
そうなれば私自身が趣味として続けていく事も難しい。ボードゲームを買いたくても売っているお店が日本には無い、一緒に遊んでくれる人が身近にいない。当然、メーカーも採算が合わないから新作の開発を止めてしまう･･･。そうなってしまう事を恐れている。そうなって欲しくないので、私はボードゲームを普及させたいのだ。

ただし、ボードゲームにまったく興味の無い人にむりやり勧めたい等とは思っていない。そんな事をしても無駄である事は自分のこれまでの体験の中で身にしみて分かっている。ただし、興味を少しでも持ってくれる人には、積極的に勧めていきたいと考えている。「なにか面白いボードゲームは無いですか」と尋ねられれば、喜んで色々と答えるだろう。

　私は、このブログの中でボードゲームを他人に勧める事がある。それは、これからも続けていきたい。なぜなら私のブログを読んでくれている方は、少しはボードゲームに興味を持っている人が多いだろうと推測してしまうからだ。（興味の無い人は、こんな場末のブログ記事を読まないでしょう）

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