ゲーム会に参加する前に「お風呂」に入ろう
私は、これまでに何人かの女性をボードゲーム会等に連れていった事がある。彼女たちは普段はボードゲーム等をしない一般的な女性だ。私はそんな彼女たちに決まってゲーム会の感想を聞いているのだが、彼女たち全員に共通したコメントが一つだけあった。
「くさい（臭い）」
である。彼女たちが言う「くさい」とは「おたく臭い」等という形容的な表現の類のものでは無い。もっと物理的・直接的な「におい」の事である。ツンと鼻につく発酵した酸味の強いにおい。「よっちゃんイカが腐って発酵した臭い」と言われた事もある。
私たちゲームフリークは、この「臭い」についてある程度の「耐性」が備わっている。会場に入った時は、少し酸味がかった臭いが気になる時もあるが、時間がたつに連れ、ゲームに夢中になり、臭いには慣れてしまう。ただし、一般的な若い女性は違う。においがとても気になるらしい。「ゲーム自体は面白かったが、あのツンとした臭いは耐えられない。鼻がもげそう。一刻も早くあの場所から出たかった」とコメントされた事もある。
さらに言うなら、個人の臭いだけでなく会場やお店そのものが、悪臭を放っているケースもある。秋葉原等にあるボードゲームやホビーショップ等が入居しているビル等は、１Ｆのエレベーターが開いた途端、あのツンとした臭いが、覆い被さってくる。思わず「ウッ！」と後ずさりしたくなる。この様なお店が一般の人達に親しまれる訳がない。とりあえず、消臭スプレーでもなんでも良いからあの臭いを消す必要がある。
これでは、一般の女性がボードゲームのファンになってくれるはずがない。女性は「不潔」を嫌うのが一般的だからだ。
私たちボードゲームフリークは「普及の為の議論」をする前にまず「風呂に入って清潔にする」事が先決である。
