バインダーを使ったアイデアが面白い
今日紹介するのは、先日の「水曜日の会」で始めて遊んだ「フィルシーリッチ」。「マジック・ザ・ギャザリング」の作者リチャード・ガーフィールドらしい「カードバインダー」を使用したゲームだ。
ゲームの目的は、看板を立ててお金を集め、早く贅沢品を3つ購入したプレイヤーが勝ちと言う平凡なものである。また進行に関しても、基本的にダイス振りの結果で収益を発生させるので、どちらかと言うと運の要素が強い。
しかし、カードバインダーというギミックを上手に使ったアイデアが大変面白い。透明バインダーを上手く利用して、看板の上に看板を被せるという立体的なゲームシステムはユニークかつ、非凡なものを感じさせられる。
同作品は、戦略とかそんな事は抜きにして、バインダーを使ったアイデアに感心して、わいわい楽しめば、それはそれで面白い。アメリカンテイストのゲームが好きな人にはお勧めのゲームだ。