卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

ミケリノス王

stelmos2006-08-16


 知人宅のボードゲーム会に参加。「バベル」「銅鍋屋」「フィヨルド」「クク」「パイレーツ」「ミケリノス王」「カタン」をプレイした。その中から今回は、昨年の「ケイラス」でファンからの高い支持を得たイスタリ社の新作「ミケリノス王」を紹介しよう。


<概要・テーマ>
 プレイヤーは考古学チームのメンバーとなり、エジプトの遺跡を発掘調査する陣取りシステムのボードゲーム。ただし発掘した財宝をよりよい場所に展示してもらうために、博物館との事前交渉も必要です。



<ゲームの流れ>

 プレイヤーは8枚のカードで構成された4つのエリアからなる土地で発掘調査競争(陣取り)を行います。その後、それぞれ4つのエリア毎に順位を決め、上位の者からそのエリアを構成しているカードを貰うか、博物館にコマを置くかを選択します。カードは直接点数になる上に以後のラウンドで特殊能力を使えたりします。博物館にコマを置けばカードの得点を掛け算的にアップする効果があります。
 これを4ラウンド繰り返し最終得点が多いプレイヤーが勝利します。


<感想> 
 カードの特殊能力の使いどころや、いつ博物館にコマを配置するか等、割と悩みどころの多い好ゲームだと思う。またカードの裏面を使用して発掘マップを構成する点は、プレイする度にマップに変化がでるので面白い。個人的には好きなゲームです。
 ただし、ルールやカードの特殊能力等、複雑な部分も少しあるので、初心者にはあまりお勧めできない。ゲーマー向けの作品といえるだろう。


当サイトはブログランキングに参加しています。読んだらポチッとお願いします。
人気blogランキングへ