ミサイルの脅威

　ついに北朝鮮がミサイルを発射した。国際社会は自粛を求めていたにも関わらず、それを無視して弾道ミサイルを発射したのである。この結果、国際社会からの非難はますます強まり、北朝鮮はさらに孤立するに違いない。それでも当局は、今後もミサイル実験を継続すると表明している。まるで開き直っているのだろうか。私は一体、北朝鮮は何をしたいのかさっぱり理解できない。

　もうひとつ理解できないのは、この様な事態に遭遇しているにも関わらず、日本の国民が以外とのんきに構えている事である。世間話でこの話題にふれても、いまいち他人事の様な反応しか帰ってこない事が多い。日本は絶対安全だと思いこんでいるのなら、それは少し平和ボケしすぎではないだろうか。そんな人は9月11日の米国同時多発テロを思い出して欲しい。まさかおこるはずがないと考えていた事が実際に起こってしまったのである。

今後、この問題がどう進展していくのかは予測できない。しかし、私たちも、もう少し深くこの問題を考える必要があるのではないだろうか。無論、国民一人一人がこの問題を考えたところで、解決できる問題ではない。しかし何か私達でも出来る事はないだろうか。そう考えた時、私は自分自身ができる一つの手段を思いついた。

私は北朝鮮に支援を行う企業の製品やサービスを当分の間、使用しない事にした。その様な企業が儲けた金が北朝鮮に送金され、その金がミサイルになって、私や家族の生命を脅かされてはかなわないからだ。