本場ドイツに殴りこめ!!「JAPON BRAND」の挑戦
日本発のボードゲームを世界に売り込むプロジェクト「ヤポンブランド」が立ち上がった。ゲームマーケット主催者の草場純氏が代表を務めるこのプロジェクトは、日本のデザイナーが作ったボードゲームを世界に売り込むため、今年のエッセンに出展するという。
出展されるゲームは「カルタゴの貿易商たち」や「テケリ・リ」等、日本の同人ゲーム中心に10作品以上。近年、ゲームマーケット等で発表された作品もレベルが高くなってきており、決して本場ドイツのメーカーのモノにも引けをとらない作品も数多く輩出される様になってきた。
今回これらの作品がエッセンに出展されれば、日本のゲームデザイナーの作品が、世界の檜舞台で試される事になる。会場では「トイバー」「クニツィア」「ムーン」といった世界の有名デザイナーの作品と一緒に、評価比較される訳である。ある意味、ここが日本のデザイナーにとっては試金石になるに違いない。
ここで一定の評価が得られれば、「ラベンスバーガー社」や「コスモス社」の様な大手メーカーから製品化のオファーがくる可能性もある。もしそうなれば日本人デザイナーの作品が世界中で遊ばれる時がくるだろう。
「ヤポンブランド」のプロジェクトは決して資本力のある大企業がバックについている訳ではない。ボードゲームを本当に愛するメンバーが、手弁当一つでドイツのエッセンに殴り込むのである。是非、彼ら侍たちの挑戦に期待しようではありませんか。
<ヤポンブランド公式サイト>
http://japonbrand.gamers-jp.com/index-j.html