卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

トリックテイキングの傑作

stelmos2007-01-28



 W野さん宅で開かれたゲーム会に始めて参加させてもらう。午前10時〜午後8時頃まで、殆ど休憩も取らずにぶっ通しで遊ぶ。少し疲れた感もあるが、濃密な時間を過ごす事ができて満足している。



 今回遊んだゲームの中から紹介するのは「七つつの印」(S・ドーラ作:アミーゴ社)。日本ではあまり馴染みの薄いトリックテイキング系のカードゲームだ。基本的には、マストフォロー。スートは赤・黄・緑・青・紫の5色あり、赤のカードは常に切り札。なんの変哲もないトリックテイキングのシステムだが、ルールの部分に少しひねりが効いていて面白い。


 配られたカードを元に、各プレイヤーは色毎に何トリックを取れるかを正確に予測しなければならない。このルールが絶妙で、これにより自分の配られたカードがどんなものであっても、毎回緊張感をもってプレイする事ができるのがポイント。宣言したトリック数よりも、少なくても多くてもマイナス点を食らってしまう。毎回精度の高いプレイが要求されるのだが、ぴたっと宣言した通りにプレイできた時の気持ちよさは格別である。


今まで遊んだトリックテイキング系のカードゲームの中では、私の中では3本の指に入るお気に入り。皆さんも是非一度遊んでみて下さい。


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