卓上遊戯創造館別館

ボードゲームの紹介等

「スルッとKANSAI グルッとすごろく」

stelmos2006-12-08



 日本では、あまり売れているとは言えないボードゲーム。「人生ゲーム」等の定番商品を除いては、1万個の大台を突破する商品は少ない。数千個販売するのに苦労している商品が大半ではないだろうか


 そんな中、今、爆発的な勢いで売れている新作ボードゲームを紹介しよう。先日、スルッと関西ネットワークの主要駅で発売された「スルッとKANSAI グルッとすごろく」(定価1000円)である。さっそく私も京阪京橋駅に買いにいったのだが、既に品切れ。なにやら京阪電鉄分は2日で全て完売しましたとの事。「PS3」や「Wii」が完売と言うのならまだしも、「すごろく」が2日間で完売とは全く予想出来なかった。生産ロットを正確に聞いた訳ではないが、販売価格から推測すると1万セットは製造しているハズだ。それがあっと言う間に売れるのだから信じられない。


 この圧倒的な購買パワーはどこから生まれてきたのだろう。おそらく「鉄道ファン」に違いない。以前「スルッと関西 ノリノリカードゲーム」が発売された時も直ぐに完売したのだが、この時も販売日当日、朝から並んでいる人が大勢いたのには驚いた(私自身も並んで5セット購入したが…)。また今年の京阪ファミリーレールフェアでも、限定鉄道グッズの売り場だけ長蛇の列だった(この時も、私自身90分ほど並んでグッズを購入した)。


 「鉄道ファン」は「ボードゲームファン」と違って購買意欲が旺盛だ。ボードゲームファンも鉄道ファンぐらいの購買意欲があれば良いだが…。