店頭ではあまり売れないがネット販売では売れる商品

　アマゾン等のネット通販では、鼻毛カッターが密かに売れているという。空気の悪い日本に住む現代人は鼻毛が伸びるのが早いそうだ。いまや鼻毛の処理は日本人にとって欠かせないエチケットである。喫煙者である私にとっても、鼻毛カッターは必需品だ。

　ところが、この鼻毛カッター、家電量販店等での売れ行きはそれほどでもないという。どうやら店頭購入するのが恥ずかしいという理由があるらしい。私は中年親父なので、恥ずかしいもクソもないので、堂々と店頭で購入したが、女性客にとっては、この鼻毛カッターを店頭で購入するのには抵抗があるという。そこで、誰の目にも触れないネット販売での売れ行きが伸びているそうだ。まさに、ネット販売だからこそ売れるニッチ商品のひとつである。

　同様に、海外産ボードゲームもネット販売で売れているニッチ商品のひとつである。ただし、こちらは事情が少し違う。お店サイドとしては、あまりにも遊戯人口が少ないために、店頭販売だけでは、十分な商圏人口を確保できないからネット販売もやっているという感じだ。またファンサイドからは、本当は、店頭で十分な説明を受けた後に購入したいと言うのが本音だろうが、近隣にお店が存在しない以上、ファンはネット通販を利用せざるを得ない状況だろう。

　そこで、ボドゲのネット販売で重要なのが、商品説明ページである。ゲームの難易度や対象年齢、概要は勿論、その面白さや魅力が十分に伝わってくる内容が望ましい。タイトルと簡単な説明だけでは、そのゲームが自分にあったゲームかどうか判断がつかないからである。そういう意味で、最近注目しているネットショップが高円寺にある「すごろく屋」。同店の紹介記事は、ビジュアルをふんだんに使い、わかりやすくまとめられている。特定のお勧めゲームにはオリジナルの説明DVDまでついているというのだから親切だ。私は今まで、メビウス、バネスト、プレイスペース広島の３店舗の通販しか利用した事がないが、一度、すごろく屋を利用してみたいと思っている。

パナソニック 鼻毛カッター グレー ER430P-H