財政破綻 〜1000兆円の時限爆弾〜
日本の借金１０００兆円。ＧＤＰの２倍。この巨額は借金を日本政府はどうやって返済するのだろう。私は皆目検討がつかない。常識的な思考の持ち主なら、普通の方法ではもう返済できないと考えておかしくない。日本の地下深くにダイヤモンド鉱山や莫大な油田でもあれば別かもしれないが･･･ そんな事は夢まぼろしである。実際の日本の姿は、巨額の借金を息子の世代に先送りするだけの放蕩親父である。しかも将来を支える子供の数は急速に減少しているのだ。
現在、日本は破綻していない。しかし、もはやいつ破綻してもおかしくない状況である。日本国の破産宣言がいつくるのか。１年後・３年後・１０年後、全く予想はつかないが、いずれその時がやってくるであろう。もし、その時がやってきたらどんな事が起きるのであろうか･･･
１．国債の大暴落
２．円の大暴落
３．日本企業の株価大暴落
４．預金封鎖
５．ハイパーインフレ
６．世界大恐慌 ･･･等
これらの事態に遭遇した日本国民の生活を描写する事は私の拙い想像力では難しい。
ただ、国民の生活は、想像もつかないぐらい壊滅的な状況に追い込まれるにちがいない。
私もこのような最悪の事態だけは起こって欲しくないと思っている。しかし、おこる可能性を自分の中で完全に否定できないのも事実である。それならば、そうなる前に今から私達はどんな備えができるのかを模索する必要がある。次回からはその具体策について書いてみたいと思う。（次回に続く）
