致命的な短所・欠点とは
人は誰でも、
長所もあれば短所もある。
得意もあれば不得意もある。
知の巨人、ピーター・ドラッカー博士は著書の中で述べている。
長所や得意を伸ばしなさい。長所を伸ばす事により、社会に貢献できる様になる。短所を人並みレベルに引き上げる努力より、長所を伸ばす努力の方が簡単であると。
全くその通りだと思う。自分の良い所を上手く伸ばせば、大きく社会に貢献できるに違いない。少しぐらいの短所には目をつぶっても、長所を伸ばせばそれで良いのである。
しかし、ひとつだけ致命的になる短所もあるとドラッカーは言う。それが欠けていると、いくら能力や知識があっても、ダメだといっている。
それは「真摯でない」と言う事である。
真摯とは、まじめで熱心であると言う意味。
すなわち、ふまじめでいい加減な人間は、いくらその他の能力に優れていようとも社会に貢献できない。またその様なものが組織の上に立ってしまうと組織を破壊してしまうと言う。
まさしくこれも同感である。
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
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