天国に旅立った今も・・・ 人々から愛されるパズルの天才
最近、パズルが密かな盛り上がりを見せている。一般書店でもキャストパズルやルービックキューブ、学研のエンブレインシリーズ等を置いている所も多いし、東急ハンズ等のホビーショップでは、パズルの売り場が拡大されてきている様に思う。そんな現在のパズルブームの立て役者として頑張ってきたのが、パズルの神様こと故・芦ヶ原伸之氏である。
芦ヶ原伸之氏は、東工大を卒業後、石油化学技師、高校教師等を経た後、パズル作家として多くの著書、創作パズルを世に送りだしてきた。東急ハンズに置かれているパズルの内、約半数近くは彼の作品もしくは監修である。(ハナヤマ・キャストパズル、ビバリー・グラスパズル・シンクファン社・ホッパーズ、匹見パズルコレクション等)
そんな天才パズル作家も今は天国に逝ってしまった。そんな彼が最後に残した著作物が「パズルの宣教師・ニコリ「パズル病棟日誌」総集編」である。病に冒されながらも、命ある限りパズルを愛し続けた天才。パズルファンなら、絶対に読んでおいて欲しい作品である。
- 作者: 芦ケ原伸之
- 出版社/メーカー: ニコリ
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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